こんにちは!あやです。
今回は、消えた21万トンのお米について調査していきたいと思います。
最近のお米価格上昇に伴い、政府は備蓄米の放出を2025年3月下旬に放出すると発表しました。この放出により、お米価格が少しでも安くなることを狙っているのですが、うまくいくのでしょうか。
それはさておき、今回気になるのは、そもそも21万トンものお米は一体どこへ消えてしまったのかというところです。
今回の記事では
- 消えた21万トンのお米はどこにいった
- 消えた21万トンのお米はどこに?業者の買い占めが関係している?
- まとめ
以上の内容を中心にまとめていきたいと思います。
”お米の価格が安くならないとつらいよ”という人はぜひ最後まで読んでいってください。
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21万トンなんて数量普通じゃないよ
消えた21万トンのお米はどこにいった
そもそも、この消えた21万トンのお米というのがなんのことかわかりますか?
実は前年の収穫量と市場に出ているお米の量を差し引いて21万トン市場から消えている状態のことをはなしています。
お米の収穫量を直近の数年間を調査しました。
【収穫量(主食用)】
- 令和元年(2019年):726万トン
- 令和2年(2020年):722万トン
- 令和3年(2021年):700万トン
- 令和4年(2022年):670万トン
- 令和5年(2023年):661万トン
- 令和6年(2024年):679万トン
参考データ:農水省の統計データから
このようなデータとなっています。
お気づきの方もいると思いますが、2024年は2023年に比べるとお米の収穫量は増えている状態になっています。
しかし、現状は昨年に比べ市場にお米が流通しておらず、価格が高騰している状況となっています。
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なんで、お米の量が増えてるのにこんなに高いの?
消えた21万トンのお米はどこに?業者の買い占めが関係している?
昨年に比べ収穫量が増えているお米ですが、なぜか市場の流通量が少なく、価格が高騰しています。
そこで、私なりの考察をしていこうと思います。
今回価格が高くなっている可能性として以下の3つがあげられると思います。
- 家庭でのストック
- 流通の停滞
- 投機目的の業者による買い占め
それぞれについて調査していきたいと思います。
家庭でのストック
2024年の米不足の騒動により、多くの家庭がお米を安い内に買い、ストックしたという実態があります。
その量は、日本全体で約11万トンにも達したと推測されています。
この影響によって、市場に出回るお米の量が減少している可能性があります。
この現象は、いわゆる「パニック買い」の一種として見ることができますが、今回の騒動で日本人の食生活においてお米の重要性を再確認できるきっかけにもなっています。
流通の停滞
お米の卸売り業者が品薄に備えて通常よりも多くのお米を確保している可能性があります。
これにより、市場に出回るお米が少なくなり、高騰にもつながっているのかもしれません。
卸売業者としては「安く買って、高く売る」という商売の基本を行っていると思うのですが、仮に今回の原因が卸売り会社の買い占めが原因なら、お米という日本人の主食では、流通の安定化をまずは第一優先に考えてほしいと思います。
投機目的の業者による買い占め
今回の騒動により、業者の一部が買い占めているのではないかという噂があります。
農林水産大臣の江藤拓氏は「今まで米を扱ったことがないような人が参入している可能性がある」と述べています。こうした新規参入の業者は普段お米を扱ってない業者のため、しっかりとした保管設備も完備していない可能性があります。
政府今後の対策
政府は、米の価格高騰と流通量が不足している問題に対応するために、備蓄米の放出を決定しました。
その数量は、約21万トンになります。ちょうど、消えたお米の数量となっています。
まず始めに、2025年3月初めに備蓄米15万トンの入札を予定しております。この放出によって、市場にお米を流通させ、価格が安定するように対策を行うようです。
また、それとは別に政府は今回のこの消えた21万トンのお米に対して、あらゆる面から調査を開始しています。
特に、”新規参入業者”の存在について詳しく調査を行っているようです。
今回の混乱を巻き起こしたのが新規参入の業者なら、お米の流通に関する何らかの規制が必要かもしれませんね。
まとめ
消えた21万トンのお米はどこに?業者の買い占めが関係している?ということでまとめてきました。
【結論】今回の消えたお米21万トンに関しては、”新規参入の業者”が関与している可能性が高いと私は推測します。
最近では、パンを食べる人の割合が増えているようですが、やはり、お米は日本人にとってなくてはならない食べ物ですよね。
早く流通が安定して、価格が元に戻ることを期待しています。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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