こんにちは!あやです。
私は、サッカーが好きでよくテレビで見たり、地元のチームを応援しにスタジアムに行ったりとしています。
最近では、FIFAワールドカップ・アジア予選などがあり、サッカー日本代表戦が盛り上がっていますが
それを見ていて、ふと気になったことがありました。
それは、「君が代のテンポ少し速くない?」ということです。
そこで今回の記事では
- 君が代とは?
- 君が代のテンポは速い?
- まとめ
以上のことを中心に気になることをまとめてみました!
”なんとなく私も気になっていた”という人はぜひ読んでみてください!
サッカーだけなのかな?
君が代のテンポ
結論から言うと、君が代のテンポは変わります!
1888年に制定された「大日本礼式」では「1分間に4分音符が70回カウントする速さ」と君が代のテンポが
記録されています。この速さの理由は、国歌の持つ美しさを強調する役割を果たすためと言われています。
このテンポで君が代を演奏すると
演奏時間は約37秒ぐらいだわ
ただし、このテンポの速さに関して明確なルールはありません。
それは、演奏する人の場面や解釈によって柔軟に対応可能にするためです。
最近の君が代のテンポ
先日、サッカーのアジア予選で日本対オーストラリアの試合がありました。
その際、君が代の国歌斉唱があったのですが、テンポを計測してみると92bpmという速さでした。
特に、スポーツイベントのときなどは、あえて速いテンポで演奏することによって
観客や選手の士気を高めるため、意図的に速く演奏したりするようです。
過去の遅いテンポ
基本的なスピードは決まっていますが、演奏者や場面によって速さを変化させる君が代
2016年に開催された「リオデジャネイロオリンピック」では、”遅いテンポの君が代”が演奏されました。
テンポでいうと35~36bpmという遅いテンポになります。
先ほど紹介した最近の君が代の速さとはかなり違いますよね。
このゆっくりとしたテンポでは、選手も歌いにくかったようですが
これに関して遅くなった経緯があり、JOC(日本オリンピック委員会)より演奏時間に関しての要請が
あったためであると言われています。
君が代とは
「君が代」の始まりは平安時代になるそうです。
学校で習ったことがあるかもしれませんが「古今和歌集」に収められていた和歌が元歌と言われています。
そして、1880年に宮内省雅楽課によって旋律を改められ、プロイセンの軍楽家「フランツ・エッケルト」によって
作曲されました。これにより、君が代は広く演奏されるようになり、1888年には対外的に正式な国歌として公布され
その後、1999年に「国旗及び国歌に関する法律」ということで法的に国歌として定められた歴史があります。
君が代 歌詞の意味
君が代は
男性と女性が共に支えているこの世は
千代に八千代に
千年も幾千年もの間
さざれ石の
小さな砂がさざれ石のように
巌(いわおと)となりて
やがて大きな盤石となって
苔のむすまで
苔が生じるほど長い間栄えていきますように
意味を知るととても素敵な歌ですよね。
また、君が代の歌詞はひらがな”32文字”で作られており、世界で最も短い国歌として知られています。
ちなみに世界で最も長い国歌はギリシャの国歌だよ
まとめ
【国歌】君が代のテンポが速い?過去と現在のテンポを徹底調査!ということでまとめてきました。
君が代は「演奏する人・歌う人・場面」によってテンポが変わります。
スポーツイベントの場合では、選手や観客の士気を高めるため、速いテンポで演奏することが多く。
それ以外の公式な場面では少しゆったりとした演奏を行い、雰囲気を味わうようにしています。
このように状況に応じた編曲が、君が代のテンポに影響を与えています。
こうした特徴を持つ国歌は他国と比較しても珍しいとのことです。
このテンポの使い分けがあるから
君が代の”意味”や”象徴性”がより伝わるのね。
ぜひ、君が代を聞く機会があれば”テンポ”にも注目してみてくださいね。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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