こんにちは!あやです。
今回は、ベルリン国際映画祭の短編部門で銀熊賞(審査員賞)を受賞した「水尻自子(みずしり よりこ)」さんについて調査していきたいと思います。
ベルリン国際映画祭は、世界三大映画祭の一つとなっていますが、短編部門で銀熊賞を受賞するのは2012年以来、日本人監督として2人目の受賞となります。
そんな水尻自子監督がどんな人なのか気になりませんか?
そこで今回の記事では
- 水尻自子監督のwikiプロフと経歴について
- 水尻自子監督の作品には愛犬がモデルとして登場
- まとめ
以上の内容を中心にまとめていきたいと思います
”水尻監督についてもっと知りたい”という人はぜひ最後まで読んでいってください。
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普通の生活ってどんな映画なのかな
水尻自子のwikiプロフと経歴について
水尻自子監督のプロフと経歴について調査していきたいと思います。
プロフィールについて
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画像引用元:Yahoo!ニュース
- 水尻自子(みずしり よりこ)
- 1984年生まれ
- 青森県十和田市出身
- 現在は東京に在住
- 女子美術大学短期大学部造形学科デザインコース、女子美術大学芸術学部デザイン学科卒業
- 映像作家、アニメーション監督して活動
- 「シリプロ」主宰
経歴
- 2009年:監督デビュー
作品「レイナレイナ」で東京MXで監督デビュー、この作品は水尻監督の独特な表現スタイルの基礎となっている。 - 2012年:新人賞受賞
「布団」で第16回文化庁メディア芸術祭アニメーション部門新人賞を受賞。この受賞により、水尻監督の才能が広く認められるようになった。 - 2013年:国際的評価の始まり
「かまくら」が第17回文化庁メディア芸術祭アニメーション部門審査委員会推薦作品に選出。同作品が第64回ベルリン国際映画祭短編コンペティション部門にノミネート - 2015年:ベルリン国際映画祭への再挑戦
「幕 Maku」が第65回ベルリン国際映画祭短編コンペティション部門に正式出品 - 2021年:カンヌ国際映画祭での快挙
短編アニメーション「不安な身体」がカンヌ国際映画祭監督週間のコンペティションに選出。この作品は、水尻監督の出身地である十和田市の十和田市現代美術館での企画展のために制作された。 - 2025年:ベルリン国際映画祭での受賞
「普通の生活」で第75回ベルリン国際映画祭短編部門銀熊賞を受賞。この受賞により、水尻監督の国際的な評価を決定づけたものになった。
水尻監督は、独特な感性と表現力で、身体の一部や日常的な感覚をテーマにした作品を制作しています。
手描きやコマ撮りアニメーションを中心とした水尻監督の作風は国内外で高い評価を得るようになりました。
水尻自子監督の作品には愛犬がモデルとして登場
水尻監督が今回受賞した「普通の生活」には、水尻監督自身の愛犬がモデルとして登場しています。
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画像引用元:日本経済新聞
しかし、水尻監督の過去の投稿を見る限り、「コーギー」を飼われているのではないでしょうか。
水尻監督は、作品にも登場する愛犬に対して「いつもそばにいて素朴で温かい幸せをくれる犬にも、ありがとうと言いたい」と語っています。
身近な存在でもある愛犬との日常的な関わりから様々なインスピレーションを得て、数々の作品を生み出しているようです。
今回のこの「普通の生活」という作品の特徴は、日常生活や人間の体の微細な動きを淡い色調で繊細に描いた約10分の短編アニメーションになっています。その中で、水尻監督の愛犬も登場してきますので要注目です。
「普通の生活」はどんな映画なのか
「普通の生活」の特徴についてまとめていきたいと思います。
- 感情的な表現
明確なストーリーやセリフがない抽象的な構成となっており、視覚と感覚に訴えかける映画となっている。 - 日常の微細な描写
人が犬の口に指先で触れる、水が溢れた靴に足を入れるなど、日常の中の小さな接触や動きを丁寧に描いている。 - 淡い色彩
パステル調の柔らかい色使いで、視覚的に穏やかな雰囲気を出している。 - 変化する日常
繰り返される日々が単調なものではなく、微妙に変化をしている様子を繊細なタッチで表現 - 身体性への焦点
生きることの感触や心地よさ、不思議さを身体を通して描いている。
この映画を見た審査員からは「単純なものと微細な部分を巧みに組み合わせた詩的な世界」と高く評価をされている。
まとめ
【映像作家】水尻自子監督のwikiプロフと経歴を調査!愛犬はなに?ということでまとめてきました。
日本人の監督が国外で頑張ってるニュースを見ると嬉しくなりますよね!
今後の益々のご活躍を応援しております。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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